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2018-05-28

グリーン・ホーネット

★★+(2.5)
wグリーン・ホーネット
鑑賞No:02119
原題:The Green Hornet
製作:2010年/アメリカ/119分
監督:ミシェル・ゴンドリー
出演:セス・ローゲン/ジェイ・チョウ

ブリット・リードはロサンゼルスにある大新聞社の御曹司だったが、幼くして母を亡くし、新聞社の創業者である厳格な父に反抗して、放蕩生活を繰り返す青年だった。しかしある日、父が急死し、ブリットが社長の座につくことに。そんな中、父の運転手だったカトーから父の意外な一面を知らされ、正義に目覚めたブリットはロスに蔓延る悪を退治する決意をする。そして、天才発明家でもあるカトーとともに“グリーン・ホーネット”と名乗って活動を始めるが・・・・。

スーパーヒーローものだが、主人公が人間的に問題ある設定なのは奇を衒って面白いのかもしれないが、観ていてもどうもヒーローものとしては感じにくく、日本で興行的に失敗した理由も分かるような気がする作品。主人公に反して、まさに完璧なヒーローとして活躍するのが相棒のカトーだが、こちらは役どころの割にインパクトの薄い俳優が演じているためにどうも盛り上がりに欠ける。映画に彩りを加える大きな要素として、秘書役でキャメロン・ディアスが出演しているのは救いだが、もう少しストーリーに絡んで欲しかった。

劇場公開日 2011年1月22日



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2018-05-25

SPACE BATTLESHIP ヤマト

★★★(3.0)
wSPACE BATTLESHIP ヤマト
鑑賞No:02122
製作:2010年/日本/138分
監督:山崎貴
出演:木村拓哉/黒木メイサ/柳葉敏郎/緒形直人

西暦2199年。突如地球に侵攻して来た正体不明の敵・ガミラスによって、人類は存亡の危機に瀕していた。地球は遊星爆弾によって放射能汚染され、わずかに生き残っていた人類は地下に避難して生き延びていた。そんなある日、地球にカプセルが落下してくる。それは惑星イスカンダルからの通信カプセルで、そこに行けば放射能除去装置があるという。人類は一縷の望みをこのメッセージにかけ、イスカンダル目指し宇宙戦艦ヤマトが旅立つことに・・・・。

往年の名作アニメを最新のCG技術を駆使して実写版として再現させた映画。アニメの実写化としては、アニメのイメージを損なわず、なかなかの出来だと思った。ただ、観た感じ(印象)としては、「宇宙戦艦ヤマト」色よりも「スター・ウォーズ」と「エイリアン」を足して2で割ったような印象の映画。また、森雪が戦闘員だったり、佐渡先生が女性だったりとキャラクターを少しいじっており、多少違和感はあった。また敵のでスラー始めガミラス星人の実体が出てこないのもアニメと大きく異なり、「ヤマト」でありながら「ヤマト」とは違う作品のような印象が残った。映画なのでしょうがない点もあるが、イスカンダルまでの道のりが安易で、アニメで描かれていた激しい戦闘で満身創痍になったヤマトというイメージが感じられなかったのは残念。

劇場公開日 2010年12月1日



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2018-05-21

薄桜記

★★★(3.0)
w薄桜記
鑑賞No:02897
製作:1959年/日本/109分
監督:森一生
出演:市川雷蔵/勝新太郎/真城千都世/三田登喜子

丹下典膳は高田馬場での決闘へ向かう途中の中山安兵衛と出会った。安兵衛の相手が自分と同門の知心流と知りその場を離れる典膳だったが、同門を見捨てたとして師匠から破門を言い渡される。典膳は千春という女性と結ばれるが、留守中に知心流の門弟五人により千春を陵辱されてしまう。五人組に復讐するため、典膳は浪人となり千春と離別し、千春の兄に斬られ片腕を失った。安兵衛は主人である浅野内匠頭の仇討ちのため吉良邸への討ち入りを計画。一方、典膳は吉良家に迎え入れられていた・・・・。

五味康祐の産経新聞連載小説の映画化で、赤穂浪士の仇討を背景とした時代劇。背景は赤穂事件ではあるが、赤穂事件を描いているわけではないので忠臣蔵ファンには物足らない内容。ただ、主人公の丹下典膳に関するストーリーは壮絶。名前が丹下で、片腕を失うことから途中、「丹下左膳」の話かと間違うような展開だったが、ラストの片腕での殺陣は緊張感があってハラハラした。顔と名前が分かる俳優が勝新だけで、キャストの設定も最初よく分からなかったので、初めて観るのなら役どころを予習して観た方がより楽しめる。

劇場公開日 1959年11月23日



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2018-05-19

パーフェクト・ストーム

★★★(3.0)
wパーフェクト・ストーム
鑑賞No:00965
原題:The Perfect Storm
製作:2000年/アメリカ/130分
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
出演:ジョージ・クルーニー/マーク・ウォルバーグ

1991年。マサチューセッツ州の港からビリー船長ら6人を乗せたアンドレア・ゲイル号が出港する。それぞれが思いを胸に秘めて大漁で帰港する決意で臨んだ出港でみごと大漁となるが、帰路、グレイスと呼ばれるハリケーンが発生し、さらに低気圧と高気圧のせいで未曾有の大嵐となったパーフェクト・ストームに巻き込まれることに・・・・・。

海洋パニックものとしては迫力ある映像で、壮絶な自然の猛威との闘いに手に汗握る。ストーリーも分かりやすいし、人間も良く描かれていて、感情移入もできる内容。ただそれだけに、結末が暗く、スッキリと終われないところが残念。ジョージ・クルーニーはコメディやラブ・ストーリーなどにも幅広くチャレンジしていますが、やはりこの作品のような男らしい、男くさい役どころが良く似合いますね。

劇場公開日 2000年7月29日



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2018-05-17

ニセ札

★★★+(3.5)
wニセ札
鑑賞No:01865
製作:2009年/日本/94分
監督:木村祐一
出演:倍償美津子/青木崇高/板倉俊之/木村祐一

新千円札が発行された昭和25年の、とある貧しい小さな村。小学校では子供たちが読む本もない有様だった。そんなある日、小学校の教員、かげ子のもとに、教え子の大津からニセ札作りの計画を持ちかけられる。最初は頑なに断るかげ子だったが、やがて子供たちのために参加することに。製紙や印刷のプロが集まり、ニセ札作りは本格的に始まることに・・・・。

お笑い芸人・木村祐一の長編初監督作品。1951年に起こった実在の事件がモデルになっている。酷評も多いこの作品ですが、同じお笑い芸人の松本人志の初監督作品「大日本人」なんかと比べると内容にしろ、映画撮影に対する姿勢にしろ、全然良かったと思います。もちろん、まだまだ素人監督なので、酷評されるようなツッコミどころも色々とありますが、第一回監督作品としては及第点ではないでしょうか?ただ、実在の事件がモデルというところが興味深いですが、ニセ札作りまでに相当時間をかけた割に、ニセ札が出来てからの展開があっけないほどあっさりしていて、ちょっと拍子抜けしたのが残念だった。

劇場公開日 2009年4月11日



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2018-05-16

アバター

★★★★+(4.5)
wアバター
鑑賞No:01880
原題:Avatar
製作:2009年/アメリカ/162分
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン/ゾーイ・サルダナ

下半身不随の元海兵隊兵士ジェイクは、地球から5光年離れた衛星パンドラで実施されているアバー・プロジェクトへの参加を要請された。彼は、パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体=アバターに意識を送り込まれ、その星にアバター(分身)として入り込むことができるのだった。そこで彼はパンドラの住人からさまざまな情報を入手することが使命とされるが、やがてネイティリとの運命的な出会いをきっかけに・・・・。

やはり劇場で観るべき映画でした!冒頭の宇宙船内部の映像からしてまさに目の前の出来事のような臨場感。そして舞台の中心であるパンドラの浮かぶ島からの映像は、高所恐怖症の私には足の震えるぐらいの映像でした。最初、どういう設定か、どういう状況か分かりにくい感はありますが、全体的なストーリーは人間VSパンドラの住人という、きわめて単純な構造なので分かりやすいといえば分かりやすいです。「もののけ姫」をパクッたような内容で斬新さはなかったのは残念だけれど、パンドラの世界観はまずまず良くできていたと思う。ただ、映像的には子供にもお薦めだが、内容的にはチョットどうかな?と思われる。人間の醜い欲望、残忍さ、そして戦争の愚かさが描かれているが、描いているだけで有効なメッセージは伝わってこない。結局は人間もパンドラの住人も多くの犠牲者を出してしまうのだから・・・・。それにしても、この映画の効果で、3Dはますますこれからの主流になりそう。

劇場公開日 2009年12月23日



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2018-05-15

蛇のひと

★★★★+(4.5)
w蛇のひと
鑑賞No:02245
製作:2010年/日本/101分
監督:森淳一
出演:永作博美/西島秀俊/板尾創路/劇団ひとり

三辺陽子が朝出社すると、部長の伊東が自殺したということで会社は大変な騒ぎになっていた。しかも課長の今西まで行方不明になっていたのだ。今西に一番近い部下だった陽子は副社長に呼び出され、今西が横領で逃げている疑いがあると聞かされる。しかもその証拠を伊東部長が握っていたというのだ。そして、陽子は会社の命令を受けて、今西を探しに行くのだが・・・・。

冒頭からとても興味をひく展開で、次々と明らかになっていく事実に引き込まれていく秀逸のサスペンス映画。失踪の謎だけでなく、今西課長の秘められた過去が丁寧に暴かれていき、失踪の謎へとつながっていくストーリーの展開もよくできている。2時間にも満たない映画だが、十分見ごたえがある。ただ、ラストの今西課長の行動は不可解。最後に何をしようとしたのか?意味不明な終わり方には疑問が残る。

劇場公開日 2010年9月25日



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2018-05-14

真夏の方程式

★★★+(3.5)
w真夏の方程式
鑑賞No:02458
製作:2013年/日本/129分
監督:西谷弘
出演:福山雅治/吉高由里子/北村一輝/杏

手つかずの美しい海が残る玻璃ヶ浦で海底資源の開発計画が持ち上がり、その説明会に招かれた湯川は、宿泊先の旅館「緑岩荘」でひとりの少年・恭平と出会う。やがて旅館の近くで男性の変死体が発見され、遺体の身元が「緑岩荘」に宿泊していた元捜査一課の刑事・塚原だということがわかる。地元警察は塚原の死を転落死として処理しようとするが、現地入りした捜査一課の岸谷美砂は、塚原の死に不可解な点があることに気づき、湯川に事件解決への協力を依頼する・・・・。

劇場版第1作目の「容疑者Xの献身」が傑作だっただけに、本作は期待大で観たが、思ったほどの内容ではなく、ちょっとガッカリ。TV版で魅力あるシーンは全くと言っていいほど影をひそめ、煩わしい感さえあった吉高由里子演じる岸谷との絡みすら少なく、ガリレオシリーズの最大の魅力である物理学の観点からのトリック見破りもほとんどない始末。川畑家の抱える秘密が最大のミステリーではあるが、ありきたりで使い古された謎で、意表を突かれるほどの謎ではないし、観ていて大体読める内容。ミステリー性が低い分、人間ドラマとしての要素が強く、終盤はホロリとさせられるシーンもある。原作は読んでいないので分からないが、脚本にも問題があるのでは?と感じられる作品。監督は「容疑者Xの献身」と同じ西谷監督だっただけに残念。

劇場公開日 2013年6月29日



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2018-05-13

K-20 怪人二十面相・伝

★★★+(3.5)
wK-20 怪人二十面相・伝
鑑賞No:01777
製作:2008年/日本/137分
監督:佐藤嗣麻子
出演:金城武/松たか子/仲村トオル/國村隼

1949年、第二次世界大戦が起こらなかった架空都市・帝都。その帝都では怪人二十面相により無線送電システム“テスラ装置”の模型が盗まれる事件が発生。そんな頃、サーカス団の遠藤平吉は謎の紳士によって名探偵・明智小五郎と華族の令嬢・羽柴陽子の婚約式の写真撮影を頼まれるが、そこで怪人二十面相に間違えられ、捕まってしまう・・・・。

舞台は架空都市ながら昭和初期の日本を彷彿させる映像を楽しませてくれ、さすが「ALWAYS 三丁目の夕日」のスタッフによるものと思われた。さらにスピード感あるアクションが加わって、「バットマン」や「スパイダーマン」といったアメコミをも彷彿させている。(怪人二十面相自体は「Vフォー・ヴェンデッタ」を思わせる) 怪人二十面相の正体には???のところがあったが、それは現実とは違う滑空の世界ということで納得するしかないでしょう。新たな怪人二十面相像として楽しめる作品に仕上がっており、続編のありそうな終わり方だったので続編に期待したい。

劇場公開日 2008年12月20日



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2018-05-12

アンストッパブル

★★★★(4.0)
wアンストッパブル
鑑賞No:02091
原題:Unstoppable
製作:2010年/アメリカ/99分
監督:トニー・スコット
出演:デンゼル・ワシントン/クリス・パイン

ペンシルバニア州の操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備士の人的ミスから無人で走行を始めた。777号には大量の有毒化学物質と19万リットルのディーゼル燃料を搭載しており、断線すれば大爆発は避けられない非常事態となった。その頃、勤続28年のベテラン機関士バーンズは、入社4ヶ月の未熟車掌コルソンとこの日初めてコンビを組み、旧式機関車1206号に乗り込んでいた・・・・・。

短尺で単純なストーリーだけれど、その分、分かりやすくテンポがいいので単純に楽しめる。ともかく、最初から最後まで飽きることなく観れる映画。ただ、あまりにオーソドックス過ぎて捻りがないため、見終わった後の印象はやや残りにくく、記憶に残る大作映画になり損なった感は否めない。主人公である2人の人間ドラマも描かれてはいるが、深みはなく、とってつけたような内容なので人間ドラマにもなっていない。あくまで暴走する列車を止めるというただ一点に集中して見るべきアクション映画。

劇場公開日 2011年1月7日



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2018-05-11

スピード・レーサー

★★+(2.5)
wスピード・レーサー
鑑賞No:01656
原題:Speed Racer
製作:2008年/アメリカ/135分
監督:アンディ・ウォシャウスキー/ラリー・ウォシャウスキー
出演:エミール・ハーシュ/クリスティーナ・リッチ

日本のアニメ「マッハGoGoGo」の実写化。レーシング一家の中で育ったスピードは、レース中の事故で亡くなった兄の遺志を継いでレーサーとなり、ぶっちぎりの活躍をしていた。そのスピードの才能に目をつけたローヤルトン社のオーナーからスポンサーになりたいという申し出があるが、スピードはその誘いを断ってしまう。するとローヤルトンの態度が一変し、レースはすべて八百長だと暴露、スピードは衝撃を受ける・・・・。

製作サイドの意図としては“みたこともない映像”の構築だったらしく、そのために現実感も無視したそう。それ自体は成功のようで、確かに現実感のない映像だったが、それだけにリアル感や緊張感は全然伝わってこなかった。他のカーアクション映画とは一線を隠せたものの、面白さという点では如何なものかと思わせる映画だった。ストーリーも単純、典型的な勧善懲悪もので、ドンデン返しのない割には、この手の映画として135分はちょっと長すぎ。途中、中だるみしてしまった。レースシーンだけなら子供にはウケル作品かも。

劇場公開日 2008年7月5日



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2018-05-10

八日目の蝉

★★★★(4.0)
w八日目の蝉
鑑賞No:02178
製作:2011年/日本/147分
監督:成島出
出演:井上真央/永作博美/小池栄子/森口瑤子

会社の上司で妻帯者の丈博を愛した希和子は彼の子供を身ごもるが、産むことは叶わず堕胎してしまう。そんなとき、丈博とその妻・恵津子の間に生まれた子供のことを知らされた希和子は、彼らの生後6か月の赤ん坊を誘拐し、子供には薫と名付け、各地を転々とする逃亡生活を続けることに。そして最後にたどりついた小豆島でひと時の安らぎを得るが、逃避行から4年、ついに捜査の手が希和子に迫り・・・・。

久々に見ごたえのあるドラマを見た感じの映画。誘拐事件を軸に、誘拐後の逃亡生活と、薫が成長し、過去の記憶をたどる旅をうまくリンクさせて展開していくストーリーはなかなか良かった。ただ、悲しく切ない物語で、それぞれの立場は分からないでもないが、観ていてちょっと腑に落ちない描き方に疑問を持った。 いったい誰が悪いのか?どうも映画では、永作博美演じる希和子に同情的に描かれているきらいがあり、そのため薫の実の母親をヒステリックに描くことでそれを強調しているかのようであるが、冷静に考えれば、最大の被害者は薫を除けば実の母親ではないか? そしてどんな理由があろうとも、誘拐は最も憎むべき犯罪であり、希和子の取った行動は弁解の余地のない、許されざる犯罪である。そこの部分にほとんど触れられずに、希和子と薫の疑似親子の物語になっているのがちょっと不満の残るところ。
(子を持つ親としては、森口瑤子演じる実の母親の姿、言動が本当で、真に迫っていると思う)

劇場公開日 2011年4月29日



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2018-05-08

探偵はBARにいる

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02222
製作:2011年/日本/125分
監督:橋本一
出演:大泉洋/松田龍平/小雪/西田敏行

ススキノのBARを拠点とする探偵と助手の高田は謎の女性からの依頼である弁護士と会う。しかし、その直後、探偵は怪しい男たちに拉致され、人里離れた雪原に生き埋めにされてしまう。危ういところを高田に助けられた探偵は、依頼の真相を探るべく調査を始める。そんな矢先、探偵は高級クラブの美人ママ・沙織と出会うが・・・・。

シリアスな女性の復讐劇を描いているが、大泉洋の持ち前のキャラクターも大いに生かされており、ユーモアあふれる作品となっている。また相棒役の松田龍平も、「まほろ駅前多田便利軒」同様の役どころを好演しており、二人の掛け合いも面白い。ストーリーはありふれたもので、途中で全貌はほぼ予想でき、意外性はないが、結末はスッキリ半分、せつなさ半分といったところで、チョット中途半端に終わった。

劇場公開日 2011年9月10日



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2018-05-07

アン・ハサウェイ/裸の天使

★★★(3.0)
アン・ハサウェイ 裸の天使
鑑賞No:02896
原題:Havoc
製作:2005年/アメリカ/85分
監督:バーバラ・コップル
出演:アン・ハサウェイ/ビジュー・フィリップス

ロサンゼルスの裕福な家庭で育った女子高生アリソンは、退屈な暮らしに嫌気が差しドラッグやケンカに明け暮れる毎日。ある日、仲間と一緒に治安の悪いヒスパニック街へ繰り出したアリソンは、そこでドラッグの売人ヘクトルと出会う。彼らギャングの刺激的な生き方にひかれていったアリソンは、仲間に入れてくれるよう頼み込むが・・・・。

予備知識なしで観たので、オープニングは意味不明だったが、次第に内容が判明してくる。ただし、最後まで観ても観た以上のものはなく、ラストもすっきりしない終り方で消化不良感が残る。結局は暇をもてあそばしたセレブなお嬢さまが、本当の怖さを知らないで遊び半分・興味半分で飛び込んだ世界で恐怖を味わうというだけの映画だった。悪いのはギャングのようになっているが、元々の原因はアリソンらになるのは明白だし、ギャングの方も彼らなりに筋は通して応対しているので、やっぱり悪いのは女性たちの方! むしろギャングには同情すらしたくなる。単なる金持ちのエゴを描いた映画だった。

劇場未公開



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2018-05-06

サンクタム

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02223
原題:Sanctum
製作:2011年/アメリカ・オーストラリア/109分
監督:アリスター・グリアソン
出演:リチャード・ロクスバーグ/リース・ウェイクフィールド

パプアニューギニアの密林地帯にあるエサーラ洞窟を調査中の探検家フランクと息子のジョシュらだったが、調査費用の出資者カールと恋人ヴィクトリアが洞窟に到着したころ、サイクロンが発生し、地上への唯一の出口がふさがれてしまう。豪雨により大量の水が洞窟に流れ込む中、フランクたちは洞窟が海につながっていると信じて前人未到の水路を進んでいくが・・・・。

名作「ポセイドン・アドベンチャー」の洞窟版ともいえる内容。サイクロン発生のため、閉じ込められた洞窟に大量の水が流れ込んできたために脱出を試みる探検家たち。しかし、脱出の過程の中で一人また一人、脱落していく。また、極限状態にあって、人間の本性をさらけ出しながらも生きるために必死になる姿もまさに「ポセイドン・アドベンチャー」と瓜二つ。ストーリーには新鮮味はないが、それでも最後まで息を突かせない。閉所恐怖症の人にはちょっと辛いかもしれない映画。

劇場公開日 2011年9月16日



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2018-05-05

ミックス。

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02895
製作:2017年/日本/119分
監督:石川淳一
出演:新垣結衣/瑛太/広末涼子/瀬戸康史

幼い頃、卓球クラブを経営していた母のスパルタ教育により、天才卓球少女として将来を期待された多満子だったが、母の死後は普通の人生を歩んでいた。ある時、恋人を会社の新人社員に寝取られたことをきっかけに、逃げるように田舎に戻った多満子は、いまや赤字経営に転落した卓球クラブを立て直すことになる。そのために全日本卓球選手権の男女混合ダブルス(ミックス)部門への出場を目指すことになった多満子は、クラブに通う落ちぶれた元プロボクサーの萩原とコンビを組むのだが・・・。

卓球を題材に、男女混合ダブルス(ミックス)を通じて巻き起こる人間模様を描いた作品。個人的に注目している女優の新垣結衣が「トワイライト ささらさや」「くちびるに歌を」とはまったくちがったコミカルな役どころを好演している。題材はは卓球と少し渋いが、CGを駆使し、スピード感とスローモーションの巧みな組み合わせにより、臨場感を出している。舞台となる卓球クラブに集まる人々はみな、悩みやつらい過去を抱えており、まだドラマの中でも多々小競り合いはでてくるが、決して暗くて重い映画ではない。むしろ、映画のタッチと新垣結衣の軽妙な演技で、コミカルな作品となっている。出演者も結局はみんなイイ人だったという、気持ち良い終わり方とする。そうであれば、ラストは微妙な負け方をするのではなく、ベタでも思いっきり勝った方がすっきりしたかもしれない。

劇場公開日 2017年10月21日



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2018-05-04

メイズ・ランナー 最後の迷宮

★★★+(3.5)
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鑑賞No:02894
原題:Maze Runner: The Death Cure
製作:2018年/アメリカ/142分
監督:ウェス・ボール
出演:ディラン・オブライエン/カヤ・スコデラーリオ

巨大迷宮から脱出するために3年もの歳月を費やしたトーマスと仲間たちだったが、謎は深まるばかり。捕らわれた仲間ミンホを救い出すため、そして自分たちが閉じ込められた理由を突き止めるために、彼らは決死の覚悟で伝説の迷宮に逆侵入することを決意する。そんな彼らの前に、謎の組織「WCKD」が立ちはだかり・・・・。

ジェームズ・ダシュナー原作の同名小説を映画化で、「メイズ・ランナー」のシリーズ完結編となる第3作。前作の記憶が薄く、つながりがあまり理解できずに観たが、1作目からすると、最初のコンセプトからは大分変わっている印象は拭えなかった。本作もゾンビが出てくるので、一見ゾンビ映画かと思えたが、ゾンビ自体はそれほどしつこくなく、迷路の迷走ではないが、都市全体が近未来の迷路でアクション性は評価できる内容。

劇場公開日 2018年6月15日



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2018-05-03

亜人

★★★★(4.0)
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鑑賞No:02893
製作:2017年/日本/109分
監督:本広克行
出演:佐藤健/玉山鉄二/城田優/千葉雄大

2017年、東京。研修医の永井圭は、交通事故で死亡した直後に生き返ったのをきっかけに、絶対に死なない新人類「亜人」であることが発覚する。亜人研究施設に監禁されて非人道的な実験のモルモットにされた圭は、同じく亜人の男・佐藤によって救われるが、佐藤は国家転覆を狙い大量虐殺を繰り返すテロリストだった。同じ亜人として佐藤の思想に共感できない圭は、亜人と人類の壮絶な戦いに身を投じていく・・・。

ストーリーは単純で分かりやすく、また、特に亜人同士の闘いはスピード感があって見ごたえある。しかし、どちらも不死身なのでエンドレスな戦いとなり、決着がつくの?と心配になるほど。だが、オチはあった。殺さずに眠らせればいいのだ。となると、SATも全滅するような戦い方ではなく、もっと頭を使った色んな作戦があるだろうにと思わずにいられなかった。主演の佐藤健は、「るろうに剣心」を思わせるようなキャラと殺陣を披露していたが、本作の最高のキャラは綾野剛演じる佐藤。冷酷な亜人を、却ってユニークなキャラで演じることで恐怖感を倍増している。無敵・不死身と思わせた佐藤も最後はあっけない。どこか、「ターミネーター2」と被る気がしないではなかったが・・・。

劇場公開日 2017年9月30日



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2018-05-02

傷だらけの栄光

★★★★+(4.5)
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鑑賞No:01826
原題:Somebody Up There Likes Me
製作:1956年/アメリカ/113分
監督:ロバート・ワイズ
出演:ポール・ニューマン/ピア・アンジェリ

ボクシングのミドル級世界チャンピオン、ロッキー・グラジアノの伝記映画。ニューヨークの貧民街に育ったロッキーは、子供の頃から遊ぶ金欲しさに仲間と盗みを働く札付きのワルだった。ある日、喧嘩をして感化院に送られ、さらに揉め事を起こして刑務所に。ようやく出所したら今度は陸軍に徴集されるが、上官を殴って脱走する。そして名を変えてボクサーとしてデビューするが・・・・。

ロッキー・グラジアノという実在の世界チャンピオンのボクサーの実話を描いている見ごたえのある映画。冒頭からとにかくテンポのよい展開。もうちょっとじっくり描いてもいいんじゃないという思いを無視するかのように、どんどん先に展開していく。2時間の映画で描ききるにはこうでもしないと描ききれないほどの波乱に富んだ人生だったからだ。野性味溢れる主人公、その内に留めることのできないエネルギーをだれかれかまわず爆発させ、感化院、刑務所、軍隊へと転々としていく。そしてそのエネルギーを唯一正当な方法で爆発させることのできるボクシングの世界に入っていき、最大の相手となるトニー・ぜールとの死闘を演じることに・・・・。観ていてどうしても「あしたのジョー」の矢吹丈が頭をよぎったのは私だけだろうか?ロッキーの波乱の半生、そしてぜールとの死闘は非常に見ごたえがある。

劇場公開日 1956年12月15日



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2018-05-01

タイタン

★★(2.0)
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鑑賞No:02892
原題:The Titan
製作:2018年/アメリカ/97分
監督:レナート・ルフ
出演:サム・ワーシントン/テイラー・シリング

核戦争により地球滅亡の危機にひんした近未来。このままでは人類はこの先十数年で人口が半減してしまう。人類存続の唯一の希望は土星の衛星タイタンへの移住だった。タイタンでの過酷な環境に人類を適応させるため、過激な肉体改造実験が始まり、選ばれたリックたちは実験を受けるが、致命的な副作用が起こり・・・。

何の予備知識もなく観た作品。「タイタン」というので、最初はギリシア神話に関連する作品かと思いきや、どうもSF映画のようだったので、土星の衛星タイタンに関わる映画だと分かった。結局は地球が滅亡しそうなので、新たな移住先としてタイタンが選ばれたという、これまで何度となくあった、ありきたりな設定。と言っても終始舞台は地球(それもほとんどNASAの実験施設内)で、タイタンは出てこない(厳密にいうとラスト1~2分ぐらい、とってつけたように出てくるが・・・)。主題は移住というよりも、未知の世界に移住するために移住先の環境に適合する人体に改造する恐怖のようだ。よって、SF映画と言うよりもスリラー映画と言った方が正しい。近い作品としては「ザ・フライ」かな? しかし、「ザ・フライ」ほど奥が深くなく、インパクトもない。

劇場未公開



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