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2019-07-22

来る

★★★★(4.0)
w来る
鑑賞No:02928
製作:2018年/日本/134分
監督:中島哲也
出演:岡田准一/黒木華/小松菜奈/松たか子

恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩が謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが・・・・。

「来る」というだけの意表を突いたタイトル。そのため、最初から最後まで気になったのは何が来るのか?だったけど、ただそれは最後まで分からなかった。というか、具体的なイメージとしては見ることができなかった。この表現を良しとするか、期待外れとするかは意見が分かれる気がする。分からないという意味では、全体的にも分かりにくかったが、途中から本作は3人の視点による構成になっていることに気づいてからは謎が解けるように分かって来た。これも監督の意図だろうか?キャストは少ないながら豪華で、見ごたえもある。ただ一般向けにはちょっとグロいか?

劇場公開日 2018年12月7日



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2019-07-17

3人のゴースト

★★★★(4.0)
w3人のゴースト
鑑賞No:00096
原題:Scrooged
製作:1988年/アメリカ/101分
監督:リチャード・ドナー
出演:ビル・マーレイ/カレン・アレン

若手でやり手のIBCテレビ局社長のフランク・クロスは“視聴率の男”と呼ばれるほど視聴率を上げるためには手段を選ばない男だった。今年もクリスマス休暇中の高視聴率獲得のため番組編成に意欲を燃やしていた。クリスマスの夜、そんなフランクの前に3人のゴーストが現れる。彼らは次々と変わった姿で彼の前に現れ、フランクを過去や未来に連れ回すことに・・・・。

クリスマスに観たい映画の1本。わがままで自分本位で生きてきた男が、ゴーストによって自分の過去、現在、未来を目の当たりに見せられ、そんな自分が嫌になり改心するというストーリー。というと、お堅い話かと思いきや、そこは主演のビル・マーレイ、見事な演技でコメディ満載の映画にしています。ただし、単なるコメディ映画でないことはラストに証明してくれます。チョットわざとらしさはあるものの、泣けるラストになっており、クリスマスには最適の映画となっています。

劇場公開日 1988年12月17日



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2019-07-16

サンタクロース

★★+(2.5)
wサンタクロース
鑑賞No:00095
原題:Santaclaus
製作:1985年/アメリカ/108分
監督:ジャノー・シュワーク
出演:ダドリー・ムーア/ジョン・リスゴー

老きこりのクラウスは毎年クリスマスの夜に近所の子供たちにおもちゃを配って回っていた。ある日、妻と共にトナカイに乗って家路を急いでいたクラウスは突然、光とともに北極に連れて行かれる。そこでは妖精たちがおり、自分たちの作ったおもちゃを世界中の子供たちに配って欲しいとクラウスに頼んできた。これにより、クラウスはサンタクロースとなることに・・・。

本作はなぜか劇場で観た映画。悪人役も出てくるが、根っからのワルではなく、全体的にはほのぼの感の残る映画だった。そういう意味ではファミリー向けのクリスマス映画といえる。もう20年以上も前の映画のため、映像技術の面では今観るとチャッチィようだが、妖精の国のセットはよくできている。

劇場公開日 1985年12月7日



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2019-07-15

三国志 大いなる飛翔

★★★(3.0)
w三国志 大いなる飛翔
鑑賞No:00094
原題:Three Great Kingdoms
製作:1989年/中国/130分
監督:胡攻(フー・メイ)
出演:王文有(ワン・ウンイオウ)

時は二世紀末。都では董卓が傀儡政権を樹立して権力を恣にしていたが、呂布によって董卓は殺され、その呂布も曹操に殺される。さらに官渡の戦いで袁紹を破った曹操がその後覇権を握ることになった。一方、もともと曹操の下にいた劉備は曹操に破れ、諸国を流浪しながら力を蓄えていく。そして三顧の礼をもって諸葛孔明を軍師と迎え入れ、孫権と組んで曹操に対抗する・・・・。

中国の有名な史書「三国志」の中の、“桃園の誓い”から“赤壁の戦い”までを描いている。三国志を勉強したい人にとっては役に立つ三国志ダイジェストといった感じ。細かい点はあまり描ききれていないが、2時間強という時間枠の中で、三国志の数々のエピソードを描くのは大変なことで、そういう意味ではポイントポイントをよく押さえてコンパクトに纏めているなといった感じがした。有名な“吉川”三国志を始め、数々の三国志物は読んでおり、自分なりに登場人物のイメージ像が出来上がっていたので、実際映画で映像として観ると違和感は否めなかったがこれはやむを得ない。何万人というエキストラを使っており、中国映画としては壮大なスペクタル映画といえる。

劇場公開日 1990年7月28日

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2019-07-14

ルームロンダリング

★★★★(4.0)
wルームロンダリング
鑑賞No:02926
製作:2018年/日本/109分
監督:片桐健滋
出演:池田エライザ/渋川清彦/伊藤健太郎/光宗薫

18歳で天涯孤独の身となってしまった八雲御子。そんな御子の前に叔父の雷土悟郎が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることになった。そのアルバイトとは訳あり物件に住み、部屋の履歴を帳消しにする「ルームロンダリング」という仕事だった。このアルバイトを始めたことで、幽霊が見えるようになった御子は、幽霊と奇妙な共同生活を送り、彼らのお悩み解決に奔走させられる。そんな中で御子は失踪した母親と再会を果たすが・・・・。

「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM2015」で準グランプリに輝いたオリジナルストーリーの映画化。予備知識がなく観始めたため、オープニングシーンを見たときは、すっかりオカルトホラー映画だと思い込んで観ていた。しかし、ストーリーが進むにつれ、主演の池田エライザが醸し出す独特の空気感がオカルトホラー感を完全に払拭し、ストーリー自体もそれにつられるがごとくコメディーファンタジー化していく。そしてそれを決定づけるのが渋川清彦演じる幽霊の登場。ここから完全にコメディー映画に変わっていく。そして主人公の御子自身も行動や考え方に次第に変化が見られ、ストーリーの本来の目的も変わってくる。そう、タイトルの「ルームロンダリング」は、単なる映画の取っ掛かりの理由づけにすぎなくなり、本来のルームロンダリングの話は無くなっていた。面白い設定だっただけにその点は残念だったが、映画全体としてはラストはホロリとさせられる作品。映画の印象は主演の御子約を演じた池田エライザの雰囲気・存在感とまさに一緒。

劇場公開日 2018年7月7日



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2019-07-10

猿の惑星/征服

★★★(3.0)
w猿の惑星_征服
鑑賞No:00093
原題:Conquest Of The Planet Of The Apes
製作:1972年/アメリカ/88分
監督:J・リー・トンプソン
出演:ロディ・マクドウォール/ドン・マレー

1990年のアメリカ、メガロポリス。ここでは猿を奴隷化して重労働を課していた。一方、20年前に未来からやってきて人間に殺されたコーネリアとジーラの子マイロもサーカス団長アーマンドに助けられ成人していた。ある日、アーマンドに連れられてメガロポリスに来たマイロは、虐待を受けている猿をみて大声を上げてしまったため、逃げざるを得なくなる。やがてマイロは奴隷化している猿に呼びかけ、人間への反乱を企てる・・・。

「猿の惑星」シリーズ第4作。3作目の意味ありげなラストと、猿が人間を支配することになった過程を説明する内容となっている。展開上、やむを得ないかもしれないが、舞台が地球に移ってから本来の「猿の惑星」のイメージからはかけ離れて行っているような印象を受ける。また地球上でも限られた地域での話というスケールの小ささは残念。猿が人類を支配するに至った過程説明の説得力が低いものとなっている。

劇場公開日 1972年7月22日



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2019-07-09

猿の惑星

★★★★★(5.0)
w猿の惑星
鑑賞No:00092
原題:Planet of the Apes
製作:1968年/アメリカ/113分
監督:フランクリン・J・シャフナー
出演:チャールトン・ヘストン/キム・ハンター

地球を出発して1年半後、地球から230光年離れた惑星に不時着した宇宙船イカルス号。乗組員テイラーらはそこが、知的な猿が動物の知能程度しか持たない人間を支配している惑星であることを知る。そして、テイラーは猿たちに捕えられ・・・・。

1968年に世界中に衝撃を走らせた名作SF。以後4本の続編が作られる。(映画以外にTVシリーズ版も作られるほどの人気。2001年にはリメイクではないリ・イマジネーション(再創造)版も作られる。)子供の頃にTVで観てから、その後何度も観ているが、やはりラストの衝撃的なシーンは今でも忘れられない。また当時としては驚くほどのメイク術も必見。

劇場公開日 1968年4月13日



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2019-07-08

ハード・コア

★★★+(3.5)
wハード・コア
鑑賞No:02925
製作:2018年/日本/124分
監督:山下敦弘
出演:山田孝之/佐藤健/荒川良々/石橋けい

あまりにも純粋で不器用なために世間になじめずに生きてきた男・権藤右近。群馬の山奥で怪しい活動家の埋蔵金堀りを手伝って日銭を稼ぐ彼にとって、心優しい仕事仲間・牛山だけが心を許せる相手だった。右近の弟でエリート商社マンの左近は、そんな2人の無為で自由な日々を歯がゆい気持ちで見守っている。ある日、右近と牛山は、牛山が暮らす廃工場で、古びた1体のロボットを見つける。その分野に詳しい左近が調べると、実は現代科学すらも凌駕する高性能なロボットであることが判明。彼らはロボットと不思議な友情を築いていく一方で、その能力を使って巨額の埋蔵金を密かに発見してしまう・・・・。

作・狩撫麻礼、画・いましろたかしによる伝説的コミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」の実写映画化。しかし、この映画のジャンル分けは難しい映画。社会の底辺で生きる男の社会派ドラマかと思えば、エログロ映画の様相も呈し、人間ドラマかと思えば突然ロボットが出てきて様相が一変し、ファンタジー映画になったかと思うと、いきなり空を飛んでしまうというSFっぽい映画に変貌してしまう。最終的には殺人事件の犯人に仕立て上げられそうになるといったミステリーの要素も加味され、一見、脈絡のないストーリーのようにみえるが、どこか観る者を惹きつける麻薬のようなエッセンスを含んでいる作品。冒頭に松たか子が出演しているが、本作のメインストーリーとは一切関係ないという意味の分からない俳優の使い方をしているかと思うと、逆に山田孝之と佐藤健の似ても似つかないが絶妙の兄弟設定や、荒川良々のどこか足らない牛山役は最適の配役。

劇場公開日 2018年11月23日



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2019-07-07

さよならミス・ワイコフ

★★+(2.5)
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鑑賞No:00091
原題:Good Luck Miss Wyckoff
製作:1978年/アメリカ/114分
監督:マーヴィン・チョムスキー
出演:アン・ヘイウッド/ロバート・ヴォーン

高校でラテン語の教師をしていたワイコフは、最近原因不明の体調不良に悩まされていた。やがて下宿に閉じこもるようになったワイコフは、同僚の勧めもあって医師の診断を受けることに。しかし、彼女が医師から受けた宣告は、35歳にして処女の身からくる更年期障害とのこと。さらに精神科医の元を訪れた彼女は幼い頃のトラウマからセックス恐怖症であることを知り・・・・。

私は男性なので、この主人公女性の心理を本当に理解できているのかは疑問だが、それでもひしひしと伝わってくる中年女性の切ない気持ちはなんかよくわかるような気がした。それぐらい男性にもわかりやすく女性心理を見事に描いている。内容的には特に女性にはお薦めではないが、このような結婚に憧れながらなぜか未婚のままいる中年女性が多くなっている昨今にも何か参考になりそう。黒人男性はひどい奴だが、ワイコフは何も責められることはないと思うが・・・・。

劇場公開日 1979年10月27日



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2019-07-04

サボテン・ブラザーズ

★★★(3.0)
wサボテン・ブラザース
鑑賞No:00090
原題:Three Amigos!
製作:1986年/アメリカ/105分
監督:ジョン・ランディス
出演:スティーブ・マーチィン/チェビー・チェイス

1916年、メキシコ、サンタ・ポコの村は、悪党エル・ワポ一味の餌食となり、略奪の脅威にさらされる毎日であった。そこで美しい娘カルメンと少年が用心棒探しに町に出たところ、映画で活躍中のサボテンブラザースの存在を知り、彼らを雇う。村人は彼らを本物の英雄と勘違いしており、村を襲う賊人を退治して欲しいのが希望だったが・・・。

「サタデー・ナイト・ライブ」の同窓生であるチェビー・チェイスとスティーブ・マーティンのコメディ西部劇。ストーリーは吉本新喜劇を観るような単純さだが、3人のおとぼけぶりが絶妙で、大笑いさせられる。バカバカしいと言ってしまえばそれまでの作品だが、何かくつろいで楽しめるコメディである。

劇場公開日 1987年4月11日



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2019-07-02

ザ・フライ2 二世誕生

★★+(2.5)
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鑑賞No:00089
原題:The Fly II
製作:1989年/アメリカ/105分
監督:クリス・ウェイラス
出演:エリック・ストルツ/ダフニ・ズーニガ

ハエ男セスの遺児として生まれたマーティンは、科学研究所の厳重な監視の下、人間の何倍ものスピードで成長し、5歳になる頃には大人の体格となっていた。頭脳も明晰であったマーティンは父親が研究していた物質転送の研究を引き継ぐが、ハエの遺伝子を受け継いだマーティンの身体は次第に変化していき・・・・。

1作目が秀逸だっただけに、どうしても比較すると見劣りがしてしまう。続編ゆえの評価になってしまうが、やはり人間からハエに変化していく怖さ、哀しさの表現が物足らなく、単なるモンスター映画的になっていたのが前作越えできなかった最大の要因でしょうか?前作のラストが続編を期待させる終わり方だっただけに、その期待に応えてくれたことは評価に値しますが・・・。

劇場公開日 1989年5月3日



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2019-07-01

ザ・フライ

★★★★(4.0)
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鑑賞No:00088
原題:The Fly
製作:1986年/アメリカ/96分
監督:デビッド・クローネンバーグ
出演:ジェフ・ゴールドブラム

科学者セスは物質転送装置テレポッドの開発に傾倒しており、ヒヒの転送実験での失敗点を改良し、やがてテレポッドを完成させる。その人体実験を自らの体で行うが、転送装置の中に一匹のハエが紛れ込んでいたことから・・・。

人間とハエとの遺伝子の融合によって蝿男となっていく恐怖を描いている。1958年製作の「蝿男の恐怖」のリメイクだが、SFX技術の進歩により、蝿男に変化していくシーンは比べ物にならないくらい良くできている。ラストは衝撃的でかつあまりにも悲しい。まだメジャーではなかったジェフ・ゴールドブラムやジーナ・デイビスが飛躍するきっかけとなった作品でもある。

劇場公開日 1987年1月15日



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