
鑑賞No:00073
原題:A Chorus Line
製作:1985年/アメリカ/118分
監督:リチャード・アッテンボロー
出演:マイケル・ブレヴィンス/ヤミール・ボージェス
ブロードウェイの売れっ子ディレクター、ザックは近くオープンする新しいショーのために男女4人ずつのコーラスを選ぶためオーディションを敢行する。これに百数十人の若者が応募し、ザックはその中からまず16人を選出する。そこにザックの元恋人が現れ、自分もコーラスのオーディションを受けさせて欲しいと懇願する・・・・。
ブロードウェイの大ヒット・ミュージカルの映画化。映画のタイトルの「コーラスライン」とは、ミュージカルの舞台で主要キャストとバックダンサーとの立ち位置を分けるために引かれた白線のことだそうです。この映画はそのバックダンサーのオーディションがストーリーの中心となります。映画ではそのオーディションの最終選考に残った17人のダンサーを一人ひとり浮き彫りにしながら最終選考が進んでいきます。オーディションではスポットライトが当たる演出ですが、たとえ合格しても実は彼らはバックダンサーという脇役です。それでも懸命に踊り、求められる協調性の中で自己主張していきます。ラストのダンサーによるコーラスシーンは壮観です。
劇場公開日 1985年12月14日
